過食嘔吐が治った**あなたは私の日向です** -4ページ目

彼と同棲するきっかけ

昨日は初めて彼のご両親に会った時の

感動的なお話を書いたが、

今日は変わって

彼のご両親の面白い一面を・・・


彼のお父さんとお母さんは天然です。

特にお父さんは今まで出会った誰よりもスゴイです。

そのボケぶりはもうすごすぎて語れません(~ヘ~;)

今日はその中のかる~い一つ、

彼と同棲するきっかけとなった

二人の勘違い?を書きます。


彼の実家は彼の職場から車で40分。

私が一人暮らしをしている家は15分。

それまでのつきあっていない時(彼女がいたとき)にも

たまに私の家へきて泊まって私の家から職場へ通う日があった

(彼は私の服が着れるし・・・(~ヘ~;))


彼の両親と初めてあって1ヶ月もたたない頃

彼は残業で帰りが遅く、

次の日も朝早くから仕事という日が多かった。

過酷な労働が3日間続き、

彼は3日間連続で私の家から通った。

翌日久々のオフになった彼は

3日ぶりに

私を連れて実家へ帰った。

「いつもアンタに迷惑かけるね~すまないねぇ」

と彼のお父さん。

「迷惑かけて本当にすみません」

と彼のお母さん。

「よく来たね~さぁどうぞどうぞ」

とお兄さんも明るく優しく楽しい。


晩ご飯をご馳走になり、

和やかに時間はすぎて気づいた時には10時が過ぎていた。

「こいつ(←私のこと)も明日仕事だし、遅くなるから・・・」


と彼が言い、

私が

「遅くまですみません。お邪魔しました」


と帰ろうとすると、


彼のお父さんが


「おい おカァ(←お母さん)アレ!」

といった。


お母さんが


「あぁ~ハイハイ アレね」

と言いながら

お土産に、

お米を20kgと冷蔵庫に入っていた肉や魚や野菜をたくさんくれた。

何だか申し訳ないなぁと思いつつ

玄関へ向う途中


「じゃぁな鮎ちゃん気をつけて帰れよ。風邪ひくなよ。

また遊びに来いな\(*^▽^*)/」

そして、


 「お前もな 気をつけて帰れよ。風邪ひくなよ。

で、今度はいつ遊びにくるんだ?(⌒o⌒)」

 と彼に向って言うお父さん。


あれ?Σ(ノ°▽°)ノ


彼はこちらに帰ってきたのですが?


顔を見合わせて困る私たち・・・<(; ^ ー^)  (^ ー^;)>

しかしもう遅い。

彼は実家に帰ってきたにもかかわらず、

私の家に帰る(?)ことになってしまった。

お土産だと思ったものは彼の分の食料だった。

どうもお父さんとお母さんは、

彼と生活時間が合わなかったために、

(彼は皆が寝た頃に仕事が終わって帰宅し、皆が出勤してから

起きて出ていくので)3日どころか、

彼がずっと私の所から仕事に通い、

実家には帰ってきていなかったと勘違いした様子。


以来彼は私の家に居候している。

あれからもう3年がたつ。

彼の実家に遊びに行くたびにお米や食料をもらってきている。

とっても理解がある(ありすぎる?)

おもしろいお父さんとお母さんです(≧∇≦)

初めて彼の家族に会った日

高校の時からの親友(元カノ)である私の存在は

彼の両親は前から知っていた。

でも

終わったこととはいえ、

彼が4年以上も付き合った家族公認の彼女がいながら

私に会いに来ていた事実があるので

なんだか彼の家族に対しても後めたさでいっぱいだった。


彼が彼女と別れて2ヶ月ほどたったある日、

突然彼から

「今日メシ食いに行くのにお前も連れて来いって言うから行こう」

と言われた。

別れて2ヶ月しかたってないし、

変に思われたらどうしよう・・・とか

前述のような申し訳ない気持ちでいっぱいで、

私はどうにも乗り気ではなかったが、

せっかくの好意なので行くことにした。

お母さんは別の会合に行っているからと言い

お父さんは一人だった。

初めて会ったのに

とても気さくな人で話しやすかった。

彼がトイレへ立ち、

義父さんと二人になってしまって私が恐縮していると、

「アンタのことは前から聞かされてるよ。

本当にいろいろ迷惑かけて申し訳なかったね。

あんな息子だけどアンタのことは

本当に大事に思ってるみたいだから

どうかひとつこれからも宜しく頼みます」

と頭を下げられた。


私は胸につかえているものが

すっと取れた気がした。

その後はとても楽しく食事ができた。

それから

お父さんが仕事でたまに飲みに行くというスナックへ連れていかれて

お母さんと合流した。

お母さんとは職場の仲間と来ていたので

挨拶しかできなかったが

次に彼の実家へ行った時、

彼がテレビを見ているすきに

私をこっそり彼の部屋へ連れて行き、

話をしてくれた。


「これ覚えてるかな?

全部昔鮎ちゃんにもらったものなんだって」

そう言ってお母さんが飾り棚から取り出したのは

高校3年生のとき

バレンタインに私が作ったチョコレ-トム-スの空き瓶と包み紙だった。

それから・・・

離れ離れになる時に

ありあわせの布で適当に作ったペアのクマの人形。


彼と別れて、彼に彼女ができてから

私が社員旅行へ行った時に大量に買ってきて

気まぐれであげたチョコレ-トの小さな箱。


どれも申し訳ないくらい大事そうに飾ってある。

お母さんが言った。

「○(←彼)はね、

ずっと鮎ちゃんのことが好きだったのね。

高校の時もいつもなんかあるたびに

『△△(←私の名字)がさぁ・・・』って

うるさいくらい言ってたのよ。(=^^=)

だからね、いつかこういう日がくるってわかっていたの。

でもね、卒業して離れてから 

いろいろ鮎ちゃんにつらい思いさせたことも聞いてるから

私たちも 今までのこと鮎ちゃんになんてお詫びすればよいかわからないけど、

もしも許してくれるなら これからどうかうちのダメ息子を宜しくお願いします」


涙が出てきた。


私は彼の両親の

優しい言葉に

とても救われた。

彼の両親は

とても素敵な人。

本当にありがたい。


私はとても幸せ者です。







潰瘍性大腸炎

親友である男友達の一人が、

2年前

難治性の潰瘍性大腸炎 になった。

特定疾患に認定されている病気で

原因がいまだにはっきりわからないらしい。

ストレスが原因という説もあり、

禁煙を始めた人に多いとも言われている。

病気になった私の親友は

今まで大きな病気にかかったことがないような

スポ-ツマンタイプ。

聞いた時

「なんで君が?」

と耳を疑ってしまった。

好き嫌いなく何でも食べていたし、

高校生の時

食事の時には必ずコ-ラを飲んでいたような丈夫な彼が、

大好きなコ-ラどころか、

普通に食事さえできなくなってしまったなんて・・・

一生つきあっていかなければならない大きな病気を抱えたことで、

彼女の両親の反対を受け

結婚が延期になったりしたけれど、

彼の誠実さが伝わったのか

今はちゃんと結婚できたし

仕事にも行っている。

仕事に行っているといっても

症状がおさまっているからであって

発症したらまた入院をしなければならない。


潰瘍性大腸炎の原因とも言われる

ストレスがあるとすれば

禁煙かもしれないと彼も言っていたが、

彼は結婚するのにお金を貯める&彼女の家族が嫌煙家であるのを理由に

禁煙を始めただけのこと。

別に大したストレスには感じなかったと言っていた。

それなのになぜ・・・

なぜ彼なんだろう。

彼は一生懸命なだけ。

彼はいいやつだ。

顔はもちろん

性格にも何の問題もないから

男からも女からも好かれる。

きっと職場の上司にも同僚にも好かれているだろう。

写真を見ただけで

いいやつだとわかるような

私の自慢の男友達だ。

私の親友であると同時に

私の彼の親友でもある。

彼(親友)は何も悪いことをしていない。

それなのに

なぜこんな辛い仕打ちを受けなければならないのだろう。

私たちは何もしてあげられない。

ただの友達じゃなく

親友なのに・・・

私たちはただ

彼の症状がおさまっている状態が

長く続くのを祈ることしかできない。


どうか神様

次に彼が発症するのが

ずっとずっと先でありますように・・・

人より大きな苦しみを抱えた分

大きな幸せが訪れますように・・・

そして願わくば

次に彼が発症する日が

二度と来ませんように・・・

彼のOFF

毎朝私がシャワ-をあびている時間に出勤し、

夜11時頃帰宅する彼。

毎日一緒に居られる時間(起きている時間)は約2時間。

しかも彼はデパ-ト勤務なので

私を含む一般の人が休みの日は逆に大忙しで休めない。

もう何年も休みが合わないのは仕方ないとしても、

彼が休みの日の夜くらいは一緒にいたい。

彼のOFFに一緒にすごせるのは、

私の仕事が終わる午後6時以降の時間しかないけれど、

その日だけが唯一長く一緒に居られる日。

いつも彼のOFFの日は

次の日彼が朝早いこともあって、

私の仕事が終わってから

食事に行って、

そのままどこかへ遊びにでかけるか

ビデオを借りてきて家でのんびり見るくらいしか選択肢がないけれど、

そんな日さえ1ヶ月に2回くらいしかないので

私は何日も前から

彼のOFFが楽しみでわくわくしている。

別にこれといって大したことは期待してないんだけど

なんせわくわくしてしまう。


そして今日は

その彼の仕事がOFFの日。

私は6時まで仕事。

でも

いつものようにわくわくしていない。

なぜかというと、

彼は夜 職場の飲み会があるからです。(ノ_<。)うっうっうっ

彼はテナントの店長さんなので

店の集まりの主導権は彼が握ることが多い。

遠くから上司が来ることはたまにしかなく、

だから年に数回の飲み会もまぁまぁ楽しいと言っている。

いつもは自分のOFFの日を避けている彼だが、

パ-トさんたちの都合がつかず仕方なく今日になった。

仕方ないとはわかっていても

私は寂しい。


でも昨日の夜彼がぼそっと

「明日はせっかくOFFなのに全然わくわくしない。

別に何をするわけじゃなくても、一緒に居られると思うと

OFFの何日も前から楽しみで、

その日の為に毎日仕事頑張ってるようなもんなのになぁ」

と言った。


なんだ

そう思ってたのは私だけじゃないんだ。

:*.;".*・;・^;・:\(*^▽^*)/:・;^・;・*.";.*:

彼のその言葉だけで

元気になってしまった私。

単純ですねf(^_^; 

バイトの誘惑

最近

昨年8月にやめた店のママや女の子から

週一回でもいいから戻っておいでと言われる。

そこは女の子が多いときで12人、平日でも常時8名はいる

スナックのようなクラブのようなところ。

元々木曜と土曜の週2回しか行っていなかったのだが、

アルバイトで7年半もいればすごいのかなと思ったりする。

7年半働いた今振り返っても、

私には色気とかそんなものは身に付かなかった気がする。

働いている時も、

お客さんや女の子には

「最近キレイになってきたけど(過食嘔吐が治った頃)

性格は入った時と全然変わらない」

とか、

「アルバイトとはいえもう何年もいるのに

この世界に染まらなかった人間を見たことがない」

とか言われ続けた。

何より致命的なのはおねだりがヘタなことだ。

お客を呼ぶ電話もしないし、

6時までOLをしているので同伴も滅多にしない。

それどころか、

お客さんの懐具合が気になって、

いかに飲み代を安くすませるかばかり気にしていた。

ホステスにあるまじき行為。(~ヘ~;)ウーン

そんな売上に貢献しない異色の私を

7年半も雇ってくれたママはなんと寛大なのだろう。

そしてさらに戻っておいでとは・・・


もしそのお店以外のところでだったら

私は1週間ももたなかったかもしれない。

バイトしていた時も、

私はそこ以外で働いていけるとは思えなかったし、

もし自給を上げると言われても他の店に行く気は全くなかった。

始めたのは、

毎日の過食嘔吐のせいで昼の給料だけでは生活費が足りなく無くなってしまったからで、

辞めたのは、

昼の仕事で課長になった(名前だけ<(; ^ ー^) のがきっかけだが、

彼と一緒にいられる少ない時間を大事にしようと思ったから。

ママも女の子たちも、私のお客さん以外のお客さんも、

彼のことは応援してくれていて、

私がそのうち結婚するものと思って快く送り出してくれた。

しかし今になって、

婚約したとはいえ

いつ結婚するかはっきり決まっていない話をすると

とても心配してくれ、

最近では

「気晴らしに週1回でも戻っておいで」という。

ママも女の子達も、

私のことをとてもかわいがってくれて

本当の親や姉のように心配してくれる。

私はみんなが大好きだ。


私は結婚するなら今の彼しかいないと思うし、

彼も私しかいないと思ってはいるが、

彼が今の仕事を続けている限り先は無いような気もしてしまう。

先のことが不安になったりすると、

つい

必要とされている場所にいたくなる。

本当の気持ちとは裏腹に

その場所に惹かれる。


過食嘔吐が治って心が元気になっても

そこに居る人達が好きでなかなか辞められなかったバイトを

辞めるという決心は

私にとって大変なものだった。

元々良いイメ-ジを持っていなかったので

水商売のバイトを始める時の決心もすごかったのだけれど・・・


辞めてから8ヶ月たった今、

たとえ毎日短くても、

彼と一緒にいられる幸せな時間を

週1回だろうが削ってバイトに戻りたい気持ちはない。

だけど不安のせいで

心がゆらいでいるのも事実。

あ~

なんて矛盾

ダメな私。

火事だ!!

消防車のサイレンが聞こえてきました。
だんだん大きくなってきます。
「近いんじゃないか?どこだろう?」と言いながら
ケ-ブルテレビの火災案内を見ようと
上司がテレビをつけようとした時、
消防車のサイレンが停まりました。
(・vv・)ハニャ?
窓の外を見ると
消防車とパトカ-が2台停まっています。
うちの会社の前で・・・
あわてて上司と3人外に出てみると
うちの会社があるビルの3階(大家さんである88歳と92歳の老夫婦の家)
の窓から煙が出ています。

うちの会社は1階フロア。

2階は空いています。


3階に住む大家のおばぁちゃんが、

揚げ物をしようとしていて

油に火が入ってしまったらしい。

でもすぐにおばぁちゃんがその辺のバスタオルを火にかぶせたので

最小限ですんだようだ。

消防隊員が消火活動することもなく、

警察の現場確認で終わった。(まだ今はその最中)


92歳のおじぃちゃんは少しボケている。

88歳のおばぁちゃんも足が悪い。

危ないところだった。

でもおばぁちゃんは大家をやっているだけあって

しっかりもの。

よく冷静に対処できたと感心してしまった。


隣の家に住むおじぃちゃんおばぁちゃんの娘(といっても50代後半)が怒りながら走ってきた。

「もう油を使わせない!<<o(> - <)o>> 」

そして野次馬達に事情を説明して

しきりに謝っている。

私たちのところにも謝りにきた。

そして

おじぃちゃんとおばぁちゃんに説教しに

怒りながらまた3階へと上がっていった。


そんなに怒らないであげて

大事にいたらなくて済んだんだから。


でも

まさか自分の所だとは思ってなかったから

びっくりした~



今ある状況

もし

今ある状況を

過食嘔吐がひどかった私に伝えることができたら・・・と

何度も思う。


辛かったあの頃の私に、


あと数年我慢すれば

私は彼の婚約者となり

堂々と一緒に歩ける時がくると

教えてあげたい。


別の形で

また夢をみる気力がわいたことを

教えてあげたい。


決して不安が無くなったわけじゃないけれど

気持ちを押し殺すことがなくなったおかげで

過食嘔吐が治ることを

教えてあげたい。


あの頃の私は


いつか彼が・・・

とか


いつか夢が・・・


心のどこかで思いつつも

そう思うこと自体を否定して

生きていた。


先に希望の光がまったく見えない暗い迷路を

歩いているだけ。


日陰の自分は

みんなと同じ明るい場所に存在することさえ

許されていないような

笑うことを許されていないような

だから

不本意であっても

私を必要としてくれる場所から

離れられなかった。


辛い6年間を

乗り越えたから

今があるのかもしれないけれど

その辛い時間がもう少し短ければ

今もっと

良い状況にあるかもしれないとか

思ってしまう私は

強欲になってしまったのだろうか




偶然の再会??

彼との間にはたくさんの偶然があった。

中には「運命?」と思ってしまうような偶然も・・・

今日はその中の一つをお話します。


ある年の12月

まだ私が日陰の女であった時。

仕事で本州へ行った彼は、

とてもキツイ労働条件で働いており、

3月の飲み会以降一度も北海道へ帰ってきていなかった。

(地元にいる彼女にすら会いに来ていない)

私は連絡を絶つことを決心したので

彼女のように彼に会いに本州へ行くこともなければ、

こちらから電話をすることもなかった。

自分で自分を苦しめるようなとても辛い毎日を送っていた。

(もちろん過食嘔吐はひどかったです。)


会社のラジオからはクリスマスソングが流れ、

余計悲しくなりながらその日も仕事を始めた。

当時会社は今のように自由がきかず、

朝の9時から夜の6時まで

上司である経理課長と二人きりの部屋で

たまに雑談する以外はもくもくと仕事をこなしていた。

お昼休みも課長と二人で食事していたので、

一人で自由になる時間はトイレ以外には滅多になかった。


その日はなぜか

朝から落ち着かなかった。

仕事が始まって30分もたたない時、課長の携帯が鳴った。

奥さんからで、

「子どもが熱を出して早退してくるが、

今日は大事な打ち合わせで抜け出せない。

かわりに帰って面倒を見て」という内容のもの。

課長は「すまんけど後頼む」と言って帰っていった。

私は一人になり、とりあえず課長の代わりに銀行へ支払いに行った。

支払いが終わり、銀行の外を歩いていると、

携帯電話が鳴った。


本州で仕事をしているはずの彼からだった。

迷ったが、何か急用かと思ったので出た。

彼は

久しぶり とも

元気か?とも言わず

私の落ち込んだ心なんかおかまいなしに

嬉しそうな声で

「今どこにいる?」

と言った。

私は

「は?支払いで銀行まわり」

と半ギレで言った。

そして

「どうしたの?仕事中じゃないの?」

と聞いた私に彼は

「今お前が見えるよ」

と言った。

私は

「何いってんの。冗談はやめてよ」

と怒った。


すると携帯電話をあてた右耳から、

あてていない左耳に自然と流れ込んでくる

街に響く鐘の音が聞こえた。

まさかと思って振り返ると

横断歩道の向こう側に彼が立っていた。

本当にびっくりした。

休みはないと聞いていたし、

もし帰ってきても会わないつもりだった。

彼は

「仕事休みとれたからお前に会いにきた。

何も考えないで夜行列車に飛び乗ったから

携帯電話と財布しか持ってこなかった」

と笑った。

そして

「でも今日の夜中の12時から仕事だから(24時間営業)、

夕方5時半の飛行機で帰らなくちゃなんないんだ」

と言った。

私はあきれた。

「今はたまたま会えたけど、

いつもなら私6時まで仕事してて、会社から出られないんだから、

ヘタしたらせっかく来たのに会えないところだったんだよ!

連絡もしないでくるなんて無謀すぎるわ」と。

すると彼は

「いや絶対会えると思ってたよ」

と笑った。

私は嬉しかったけれどやっぱりあきれてしまった。


だって会えるか会えないかわからないのに、

たった数時間の滞在のために

お金と時間をかけて

茨城県から北海道までわざわざ来たのだ。

ものすごい無謀なカケだ・・・


けれど彼はまんまとそれに勝った。


彼は

「これからどこへ行こうか?」

とふざけて言った。

「何いってんの 私は仕事に戻るよ」

と言うと

とても悲しそうな顔をした。

私だって悲しかった。


彼が言った。

「せっかく会えたけど仕方ない。

まぁ顔見れただけでもいいや。

飛行機の時間まで一人で時間つぶすわ」

「じゃぁ私そこまで送る」

と二人で駐車場まで歩きかけた時、

私の携帯電話が鳴った。

部長からだった。

「パ-トのおばさんがお客様の物を壊してしまった。

弁償しなければならないから俺のかわりに、

市内のデパ-トをまわって似たものを探してきて欲しい。

夕方6時までに戻ればよいから」

という。

その時の時間はまだ午前10時。


そんなことは今まで一度もない。

彼は

「俺も一緒に探すの手伝うよ。

なんか不思議な偶然だけど、これで今日はずっと一緒にいられるね」

と喜んだ。

不思議な気持ちになった。

課長の早退に部長の電話。

こんなにタイミングよく、普通なら有り得ない。

キツネにつままれたような気分とはまさにこのことだと思った。


デパ-トへ行くと、

1件目ですぐに探しているものが見つかった。

30分もかからなかった。

探し物は夕方までかかったことにして、

彼と二人で市内をドライブすることにした。

別にどこへ行くわけでもなく

何をするわけでもないけれど、

一緒にいるだけで幸せだと思った。

短い時間だったけれど嬉しかった。


もう会わないでおこうという決心は

失敗に終わってしまった。

その失敗で

私はその後2年以上も

苦しむことになる。

だけどそれを乗り越えて

今がある。

あの失敗(偶然)がなかったら

今はなかったかもしれない。


でもあれがなかったら無いで

私達の間には

また違う偶然も

あったかもしれないな・・・

なんて思う今日この頃。




今日のアメブロはなんだ(丿>ロ<)丿 ┤∵:.

システムエラ-ばっかりじゃないかぁ!!

やっと自分のブログ見れて、記事入力して、

「保存」押したら、

「システムエラ-」って出て、

頑張って入力した長い文章

全部消えたじゃないかぁ!!

 う(´д`;)う`ー´)ノう`▲´)ノうわー!!(ノ`▲´)ノ ┫

ばかやろぉぉぉ(○`ε´○) プンプン!!

今年も花粉症

今年は昨年に比べてかなり寒いですが、

そろそろ時期なので

耳鼻科に行って花粉症の薬をもらってきました。

寝る前に飲む ジルテック と

鼻水止めの頓服 セレスタミン と

点鼻液と点眼液です。

私がアレルギ-反応をおこすのは

以前も書いたかもしれないけれど

「ブタクサ、ハルガヤ、カモガヤ、オオアワガエリ、ハウスダスト」です。

これは小学5年生の時の検査なので、

今は他にも増えている可能性があります。

今はリンゴやサクランボを一口食べると

喉の奥の方がかゆくて仕方なくなります。

リンゴもサクランボも好きなので

「大丈夫かもしれない」と思ってつい食べてしまうけど、

いつも後悔します。(~ヘ~;)


今朝も雪が降っていた北海道だけど、

今年はどんな夏が来るのかな。